eラーニング乗りかえガイド

【お悩みその1】 月額費用が割とかさんでいる

2014.09.03

費用対効果は、eラーニングにとっての命だ。何らかの形で月額費用がかかっていることと思うが、その費用が教育・研修の効果につながっているか。このバランスが保たれていないと、eラーニングを導入した意味がない。

本稿のタイトルにもある、「月額費用が割とかさんでいる」。この「割と」というのがミソで、そう感じている時点で費用対効果に対する疑いがあるはずだ。なぜ、そう感じるのか?そこに、現状のeラーニング運営に対する問題点が潜んでいる。

月額費用に受講率を掛けると真実が見える

費用対効果が悪いと感じる原因の中で、おそらく最も大きいのが教育効果に対する疑いだろう。eラーニングをやってみたものの、期待通りの効果が上がっていないと感じたら、eラーニングに投じている費用の全てがムダなものに思えてしまう。

ただスキルが上がった、精神的に余裕が生まれた、などの教育/研修の効果はすぐに見えるものではない。そのため、費用対効果としては測定しづらい。ではどうするか。

ここでまず重要な指標は、受講率だ。この数値が伸び悩んでいる状況だと、笛吹けど踊らず。eラーニングに予算を投じたものの、それを受講している人が少ないという、eラーニングの中身を問う以前の問題だ。

eラーニングに投じた費用に受講率を掛けると、費用対効率が一目瞭然になる。月額費用が割とかさんでいるとお感じの場合は、まずは受講率を掛けてみて予算が有効活用されている比率を算出してみよう。

受講率以外の次には体感的な満足度をチェック

月額費用に受講率を掛けると、数値的な費用対効果が判明する。それでは次に、体感的な費用対効果はどうだろう。体感的なことなので、数値に依存せず社内の人たちがどう感じているかという直感的なものだ。

「費用が割とかさんでいる」と感じるということは、この体感的な満足度が低いことが考えられる。新入社員や幹部の研修やOJTなどにeラーニングを導入したものの、その効果があまり思わしくない(つまり、人材の成長に寄与していない)というわけだ。

受講率が低いのは効果以前の問題だが、受講率が一定以上確保されているのに体感的な費用対効果が低いのは、教材の内容やeラーニングの運営に何かの問題があると言わざるを得ない。受講率が確保されているのに効果が上がらないことほど、勿体ないことはない。すでにeラーニングで教育/研修を実施する下地が出来上がっているので、後はその中身だけだからだ。

この記事のまとめ

eラーニングに対して月額費用が割とかさんでいると感じる場合、その原因は受講率か教材、もしくはeラーニングの運営自体に問題がある。それを改善するための処方箋は、メンタリング、オリジナル教材、そしてeラーニングシステム自体の乗り換えなどが考えられる。

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