eラーニング乗りかえガイド

【お悩みその2】スマホ、タブレットで使えない

2014.09.03

スマホ、タブレットの登場は私たちのITライフに大きな変化をもたらした。これまではPCの前に座らなければ出来なかったことのほとんどは、ポケットやカバンに入る端末で出来るようになった。

それはもちろん、eラーニングもしかり。通勤電車やちょっとした待ち時間、カフェに腰掛けながら…今や時間と場所を選ぶことなくeラーニングの受講が可能な時代だ。そんな時代に、御社のeラーニングはしっかり対応できているだろうか?

教育コンテンツの優等生、FLASHが使えない端末が

以前に導入されたeラーニングシステムの中にはFLASHを利用したものが多数ある。FLASHは表現力が高く教育用途向きで、とりわけ子供向けの分かりやすい教材制作に有用だとされてきた。

そんなeラーニングの優等生だが、その神通力が通用するのは主にPCの世界だ。利用が急速に拡大しているスマホやタブレットなどではFLASHの教材が利用できない、もしくは機能の一部が使えないなどの問題が起きることがある。特にApple製のiPadやiPhoneはFLASHが使えない。

子供向けの分野でもタブレットの普及が進んでおり、既存の教材が使えなくなるのは緊急性の高い問題だ。もちろん、現在リリースされているeラーニングシステムはこうした状況を前提にしているため、スマホやタブレットでちゃんと動作するように作られている。

オンマウス情報に依存したコンテンツが使えない

もうひとつ、PC環境を前提にしていると再現できない演出がある。それは、オンマウスだ。タッチパネルだと「マウスカーソルを乗せる」という動作ができないため、オンマウスにすることで解説が表示されるなどの演出はスマホ、タブレットで再現されない。

これはeラーニングの教材だけでなく、Web制作の世界でも問題になっていることだ。細かいことだが、オンマウス情報が教材の重要な部分を占めている場合、教材そのものの役割が果たせなくなってしまう。

まだまだある、スマホやタブレットでの不具合

上記以外にも、PC環境を全体にした教材だと考えられる問題はまだまだある。動作そのものに問題はなくても、PCのモニターに表示させることを前提に情報量の多い画面を作ってしまうと、それをスマホやタブレットで表示すると文字が小さくなって見づらくなってしまう。

その中にリンクを設置して、クリック(タップ)することで次の画面に遷移するような設計になっている場合も同様だ。スマホやタブレットでは、小さい部分の操作が難しい。リンクボタンやテキストが小さくなってしまい、意図しないページに移動してしまったり…。ユーザーに気持ちよく学習してもらうには、こういった部分への細かな配慮が重要だ。

この記事のまとめ

スマホやタブレットの普及は、学習の時と場所を選ばないというeラーニング本来のメリットを最大限にいかすデバイスだ。それゆえに利用が急速に拡大しているが、以前のeラーニングシステムや教材はこうした端末を想定しておらず、さまざまな不具合が起きることがある。現在のLMSや教材は、こうした事情を前提にしており、時代に合ったものとなっている。

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