eラーニング乗りかえガイド

【お悩みその3】コンテンツに不満あり!?

2014.09.03

米国大手ICT企業の日本法人であるガートナージャパンの調査によると、eラーニングを利用している人のうち、半数以上が教材コンテンツに対して不満を口にしている。どんなに素晴らしいLMSを利用していても、教材コンテンツが拙いようだと受講者のモチベーションは維持されず、受講率も上がらない。この不満をeラーニングの乗り換えで解決するには?

受講者はコンテンツの内容に鋭い目線を持っている

まずは、コンテンツに対する不満にはどんなものがあるのか、先述のガートナージャパンによる調査結果を見てみよう。

  • 内容が面白くない
  • 実務に即していない
  • 説得力に欠ける
  • 自身のレベルと教材の内容にギャップがある

などなど。かなり辛らつな意見のオンパレードだ。現在、御社で運営中のeラーニングについて、受講者の立場になって上記の不満がないかどうか考えてみて、該当するものがないだろうか。

自社コンテンツのリアリティで受講者のモチベーション向上

上記のようなコンテンツに対する不満の多くは、既製品に対するものだ。例えば、管理職を養成するための研修をeラーニングで実施する際、市販されている「リーダーになるための○○術」といった普遍的な内容のコンテンツを提供するのはお手軽だが、どの企業にも当てはまるような内容になっており、実践力、リアリティに欠ける。

ここはやはり、自社のオリジナルコンテンツに替えることで解決したい。考え方や方法などの詳細は第8話の「自前のコンテンツを作って利用者に見せたい」に譲るが、出来合いのコンテンツだと講座の内容もどこか他人事のように感じてしまう。しかし、そこに登場する人や建物、講義内容が自社のものであればリアリティがまるで違ってくるのだ。リアリティや当事者意識こそ、受講者のモチベーションを向上させる最大の原動力だ。

簡単にコンテンツ制作ができれば担当者のモチベーションも向上

自社コンテンツが持つ威力をご理解いただいたところで、それを実現する方法について解説しよう。eラーニングシステムの中には、既製品コンテンツの利用を前提にしているものと、自前のコンテンツを利用できるものに大きく分けられる。ここで利用すべきは、もちろん後者だ。

自社ですでに保有している教材やマニュアル、画像、動画などの資産をいかして簡単にコンテンツ制作ができて、それを運営できるLMSが望ましい。このような条件を満たすLMSであれば、eラーニング運営側の担当者も続々と新しいコンテンツを制作できるので、担当者自身のモチベーション向上にもつながるので一石二鳥だ。

この記事のまとめ

LMS、コンテンツ無ければタダの箱。受講者が当事者意識を持ちにくい既製品のコンテンツから、自社コンテンツに替えることによって、受講者にリアリティと当事者意識を持ってもらうことは大いに威力がある。コンテンツ作りが簡単に出来るようになれば、運営側の担当者もモチベーションも向上して一石二鳥。

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